"遂に"というか、"とうとう"というか、Canonのシステムをすべて手放す決心をしました。
決して1D Mark3が嫌いになった訳ではございません。これまでEOS 5Dに始まり, 40D, 1DMark3と超ド級の全天候LレンズのEF24-70mm f2.8L USMとのマッチングはどれも発色、ボケ味のコントロール等も容易で、デジカメ撮影のイロハを学ぶには高くつきましたが、EOSシリーズほど使いやすいシステムは無いと今でも思います。しかしながら、Mark3の連写時のシャッタートラブル、なかなか発売されないEOS 5Dの後継機、40D搭載の撮像素子よりも画素数を拡大したCMOSを平気で次期EOS KISSに搭載する等、なんか最近のCanonの物造りの姿勢や、顧客の満足度への対応姿勢に疑問がわき出したのが大きいです。Canonもこの激しいデジカメ競争だけに資本を集中投資することは日本を代表する企業の一つとして株主からも厳しい反応があるのかもしれませんし、なかなか容易じゃないことも理解します。
でも、Mark3は少なくともプロ向けですし...


こういった"難癖"意見や批判はNIKON製品を本格的に使い始めるまでは湧いてこなかったも知れません。同社初めてのフルサイズ機、D3はまさに『想像以上の出来の良さ』、高ISO値でのノイズ処理、キレのいいシャッターフィール、また他社よりも明らかに見やすい液晶画面、同時発売されたナノクリスタルコート採用のNIKKORズームレンズのフレア低減性能はこれまで使っていた同じ24-70mmでf2.8のCanonのプロ仕様Lレンズよりもかなり優秀です。でも私の中では24-70対決での優劣は実はその逆光性能よりも、出来上がった写真を見るまでもなく、レンズ自体のサイズと重量で決まりました。NIKKORレンズを経験してしまうと、Canon Lレンズは一回り太くて重く、せっかくMark3が軽量化されたのに残念!!ということで、キャノンシステムを処分し、ナノクリスタルの2本目を購入しました。値段も中野の某量販店で19万を若干下回るくらい、まだまだ高いですがこれら2本は凄いらしい...