正式な商品名は、『Bose in-ear headphones』と呼びますが、いわゆるシュアー社等が販売している商品群の“カナル”タイプとは若干違い、in-earといっても耳の穴に押し込むタイプではなく、標準でipod等に付属しているものと同様の“耳に引っ掛ける”インイヤータイプの一つと言えます。

パッケージはご覧の通りの透明プラスチックですが、素手での開封は不可能です。何らかの工具、はさみもしくはカッターを用いて慎重にケースを開く必要があります。その際くれぐれもケースの切り口で手を傷つけない様に...(このパッケージングは要改善です、ボーズさん!)

中身は、Mサイズのイアチップの装着された本体、BOSEの刻印が蓋部分に入った専用ケース、S、Lサイズの交換用イアチップ、保証書、説明書等です。

まずは、専用ケースですが、これがよくできてます。
以前ご紹介したB&Oの楕円形のそれは、蓋がベロクロ方式でしたので、いちいち力をこめて“バリっ”と大きな音がしますし、電車の中等でも結構視線を浴びます。何よりもケースにコードの巻き取り機構等は何も無いので収まりはかなり不満です。せっかくの北欧の超高級ブランドなんだからもっとしっかり使いやすさも追求してほしいものです。それに比べて米国の合理性からでしょうか、それとも日本マーケットからの要求でしょうか、このイアフォンに付属の専用ケースはよく出来ています。ご覧の通りしっかり本体とコードをコンパクトに格納出来ますし、蓋も金具等は一切無く、内蔵されたマグネットの磁力で“スコッ”と収まります。

続いて装着感ですが、耳に乗せる感覚ながら、動いても外れにくいフィット感を実現していますし長時間の使用でも苦になりません。 このシリコンパッド(同社ではイアーチップと呼んでいる)が優れもので、そうそう簡単に抜け落ちることもなさそうです。(因に、私の場合は付属する3種類のイアーチップの中では当初本体に装着済みのこのMタイプでOKでした)

次に肝心の音質ですが、ボーズ初のイヤフォンで、所謂BOSE社の特徴である「ボーズサウンド」をどう具現化しているかに期待が高まりますが、いい意味で、ボーズそのものといった印象で、期待通りでした。所謂、解像度だとか、現実音に忠実だとかという音作りではなく、四角いステレオミニジャックの根元部分に内蔵されたパッシブイコライジングの自動調整機能がかなり効いている印象です。

構造的にも、Bose社がTriPortテクノロジーと呼ぶ本体開口部の存在が独特なふくよかな低音の再生に貢献しています。私の場合、ロックやジャズ系(特にギター系)のジャンルの音楽を好んで聴きますから、中域から低域にかけてのバランスを特に重視したBoseの音作りは、家庭内等の静かな環境下での利用にはちょっと物足りなさを感じますものの、電車内や屋外での喧騒の中ではこの飾り気が無く、派手な高域誇張の無い音作りは逆に聴き疲れのなさに繋がっているようです。

因に、もう一つのキーリングスタイルのヘッドフォンはカナルタイプの
SONY MDR-KX70LWです。私の知る限り、唯一のコード巻き取りタイプです。メモリーオーディオタイプの軽めのプレーヤーをバッグにぶら下げる際の利用に大変便利ですが、音は、カナルタイプですので装着感もイマイチですし、電車の中では低音も聞こえにくく、現在は2軍落ちです。

とりあえず、ヘッドフォンはその日の気分で日替わりですが、最近持ち歩いているグッズを並べてみました。携帯電話機能の無い新型タッチパネル式ipodが待ち遠しい今日この頃です。(^^;

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