先日、アップルの発表したマッキントッシュでWindows XPが動くようになったことは、私のような最近になって(2003年から)アップルのファンになった人のみならず、主にグラフィック/ビデオソフト等をプロフェッショナルなプラットフォームとしてマッキンントッシュ上で使用している方々にとっては、正直喜べないニュースだったと思います。

アップルはもうマイクロソフトに代わるOSメーカーとしての可能性をある意味”半分放棄しつつある”と言えるからです。どういう人がWindowsを必要とするのでしょうか? 恐らく、一番に考えられるのは、私の様にビジネスでOffice系のアプリケーションを使用していて、家でも使わなければならない人でしょう。しかし、高速な画像・映像編集や頑強なセキュリティーを求めてMacOSを選択し、結果としてアップルのハードウェアを選択せざるを得なかった顧客層が正しく今までのアップルを支えていた訳で、当然一番大切にしなければならない顧客であると考えるわけです。

もしこれからソフトウェア会社が敢えてMacOS専用アプリケーションをアップデートしなくなったらどうでしょう? WindowsがMac上で動き、パフォーマンスもそん色ない場合、確実に開発コストの余計にかかるMacOS用には選択されなくなるでしょう(既に、Adobe Photoshop ElementsではMacバージョンのアップデートに明らかに遅れがみえる)。アプリケーションの存在しないOSは、たとえいくらその設計思想が優れていても過去の経験則から必ず市場から淘汰されます(OS/2、BeOS等)

“二兎追う者一兎追えず”にならないように、次期Windows Vistaへの対応は行わず、これからも既存のMacOSのアップデートは続けて欲しい。 まだまだPowerPC搭載のMacはメモリーの有効利用やUNIXベース安定感やセキュリティーには一日の長が有ります。 私の所有しているPowerPC G5搭載の最終形とも言えるQuadは64ビットのメモリーパフォーマンス+デュアルコアのおかげで、今までのどのPCよりもPhotoshopのパフォーマンスは速いと断言できますし、未だにOSがクラッシュしたりの経験はございません。

【提案】
以下は個人的な今後のアップルの戦略予想(願望)
1、マイクロソフトへの互換性はXPまでとする(WinVistaのインストールは不可能とする)
2、ハードウェアレベルでのWinXPへの対応はコンシューマ機(MacMini、iMac、MacBooks)のみとし、インストールに対するサポートもしない。(Your Own Riskを徹底する)
3、次期、Intelチップ搭載PowerMACでは、PhotoshopなどのWindowsとMac専用アプリが並売されているソフトについてのパフォーマンスをMacOSX有利とする。
4、MacOSX搭載機での最速機種は現在のG5 Quadとし、引き続き販売し続ける。
5、PowerPC搭載機種使用のお客さんを大事にする意味で、Intel機への移行に際しての特別価格設定(アカデミック価格より割安のディスカウント)を真剣に考慮する。(^^;
ちょっと、オールドファッションの考え方だったかもしれませんが、
アップルさん頑張って下さい
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