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『Cobalt Architecture』
Visual Workstaion 320はWindows NTベースのグラフィクス・ワークステーションであり、標準のプロセッサとしてはSlot 1のPentium2およびPentium3を採用していた。しかしながら、その設計思想は従来のPC/AT系インテルPCとは大きく異なった。 従来のPC/AT系マシンはチップセットに440BXもしくは搭載メモリ容量を拡張したGXを採用し、AGPによりグラフィックスの高速化を目指してきた。ただこの方法ではチップセット自体がボトルネックとなり、いかに高速なグラプィックスカードを用いても性能は頭打ちとなった。これに対してSGIのVWSではチップセット自体に独自テクノロジー『Cobalt(コバルト)』を導入することでシステム全体のパフォーマンスバンド幅を飛躍的に高めることに成功した。これが所謂『Integrated Visual Computing(IVC)』アーキテクチャである。
発表当時の宣伝コピー
シリコングラフィクスから、究極のWindows NT ワークステーション、ついに登場。とにかく見ればすごさがわかる。かつてないライブなグラフィック性能に、あなたは息をのむだろう。新世代のグラフィックス・チップセット"Cobalt"を装備したIVC(Integrated Visual Computing)アーキテクチャを採用。それによって、AGP2倍速モードのシステムと比べ、約6倍も高速となる3.2GB/秒の驚異的なメモリバスのバンド幅を実現。フレームバファやテキスチャメモリを高速なメインメモリに置くことで、高解像度のフルカラー表示、大容量で比類のないグラフィック性能を発揮する。さらに32ビットPCIバスを約12倍も上回るI/Oバンド幅で、10/100Base-Tイーサネット、IEEE-1394、USBおよびオーディオ、ビデオI/Oをサポート。主要オプションは高速なI/Oバスに直接接続されるため、PCIバスでの問題とされるボトルネックが解消されている。2D/3Dのグラフィックスをはじめとするデジタルコンテンツ制作はもちろん、ビデオ制作、CAD/CAM、DTPの世界へと無限の可能性が拡がる。

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